人妻&未亡人&母ゲーデータベース

人妻・未亡人・母ゲー気まぐレビュー page01

#1~6#7~10#11~

#1-貸し出し妻、満里奈の”ネトラセ”報告
#2-熟母未亡人かずみ
#3-壁の向こうの妻の嬌声
#4-ミセスジャンキー
#5-甘え母希美
#6-いもうと~蜜壺・完全版~

#1-貸し出し妻、満里奈の”ネトラセ”報告 レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

愛のカタチ

 寝取られゲーの殿堂と言えば今やアトリエさくらTeamNTRですが、特にTeamNTRのシナリオを事実上背負ってきた「おんぼろ月」(※これからはしばらくTeamNTRの全てのシナリオは彼が書くそうです)は浮気妻と寝取られ夫の揺れ動くリアルな心理描写とエロさを書かせたらエロゲ界屈指と言えるでしょう。個人的にはTeamNTRの人妻物の中でも告白系と銘打たれたシリーズがダントツで好みなんですが、これは文字通り、妻が浮気の詳細を夫に告白するのがメインプロットのシリーズです。

 何故この告白シリーズが好きかと言うと、寝取られ物と言いながら、実はこれらのストーリーの中では「夫がどう思うか」をヒロインが常に最も気に掛けていて、「妻から浮気の詳細を聞いて震えるほど嫉妬しつつも興奮している夫を見て妻は愛しさを感じたり小馬鹿にしたような事を言いつつも興奮する」という構図になっているのです。NTR物では夫=プレーヤーですから寝取られた妻にとって自分は一番大事な存在だったんだと明らかになる時、ある意味でのカタルシスが確かにそこにあります。個人的には母と息子に近い関係性なのかなと。そして、この告白シリーズが好評というのを見てもNTR性癖≠自虐というのが分かります。結局、全ての寝取られゲーの世界の中心には寝取られる主人公がいるのです。

 ありきたりのエロゲーレベルのテキストだと妻は「あなたの粗末な物より彼のチ○ポの方がいいの」などと、ロボット博の受付で喋るアンドロイドのように決まり文句を言いながら去って終わりですが、今ではよっぽど納得出来る文脈がないと、アヘ顔ピースのように、こういう展開や台詞自体がある意味アイコン化してしまっていますし、このレベルの陳腐な流行の再利用ではNTR好きを満足させられないでしょう。

 これは寝取り物でも同じだと思いますが、単にセックスに溺れて簡単に家庭を捨てる馬鹿妻や、元々主人公を全く愛していない単なる乗り換えでは意味がないのです(ビッチ物はまた別ですが王道の背徳を描くのであれば)。他の男のセックスの虜になっていても夫に情緒を残し操を立てようとする妻こそが、どの視点から見ても最高の妻キャラだと思うのです。

 そういう意味でも満里奈はかなり気に入りました。満里奈の声優さんは小波渡 陸ですが姉さんっぽいキャラ(主人公とは同い年)が非常に合っていると感じました。今のところDL版がないので手が出しにくいとは思いますが、興味がある人はどっかで見かけたら買ってやってみて欲しいです。回想は26個です。

 不満点---「おまけ」のスタッフルームでおんぼろ月が語っていましたが、このゲームのシナリオは、本来別人が書いていたシナリオを監修のおんぼろ月が「レベルに達していない」とボツにし、おんぼろ月自ら短期間で一から書き直したシナリオだそうですが、3000円以下の価格帯とはいえ、やはり少し短いのは否めません。




#2-熟母未亡人かずみ レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

違う世界の女性(ひと)

 恐らくこのタイトルを好きになれるかどうかは原画のTHE SEIJIの絵を好きになれるかどうかに掛かっていると言えるでしょう。成人向けコミックでもあまり見かけないほど、この熟女ジャンルに於いてもかなり独特な絵なので。内容に関しては個人的には理想と言っていいほど気に入りました。

 正確に言うと寝取りで一番好きなジャンルである嫁の母ではなく、物語の時点では結婚前の彼女の母なのが惜しいと言えば惜しいですが、実質かずみさんの年齢(49歳)的にも容姿的にも完全に嫁の母世代なので嫁の母好きにも問題はありません。だからむしろ何故嫁設定ではなく、敢えて彼女にしたのかライターを問いただしたいほどです。ちなみに声優さんは芹園みやですが艶っぽい49歳の演技は完璧でした。

 嫁の母の良さは実母とも(継母としての)義母とも違う絶妙な距離感にあると思いますが、どちらかというと主人公側が嫁の母親をどう思うかと言うよりも、嫁の母親側が、ある日突然娘の夫として家族になった、血の繋がらない若い男を自分の中で受け入れていく過程がエロいような気がします。この作品はいずれ主人公の嫁となる彼女の母親と主人公との生々しい感情の絡み合いを見事に描ききっています。

 印象的だったのは、夕焼けをバックにした文字だけの描写とはいえエンディングの一つに、主人公と別離れた後20年後に老いて亡くなるかずみさんを描写した物がある点です。本編中は終始主人公の情婦だった女性の亡くなるエンディングは萎えにも繋がりかねないですが、エロゲーではタブーとも言える老いと死に言及する事で主人公との年代差、どう頑張っても絶対に埋められない、生きている世界の違いを強烈に意識させられます。ちなみにエンディングは8個もあり、そのうちエロ有りが5個です。エンディングを含まない回想はかずみさんが13個、娘と3Pがそれぞれ2個で計17個です。

 不満点---自分はシナリオを重視する方なのでそれほど気にしませんが、短所と言えばやはり塗りを含めた絵がとっつきにくいのと安定感に欠ける所でしょうか。絵柄というのは慣れますがシーンごとにクォリティに差があるのは気になる人は多いかもしれません。




#3-壁の向こうの妻の嬌声 レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

エロゲーの魂は

 この作品はアニメーションシーン含めてボリュームもありキャラクターデザインも良いし声優さんも可もなく不可もなく(ヒロインに関してはキャラデザも声も個人的には好みではないですが)と、抜きゲーとしてよく出来てはいましたが、台詞を含めたシナリオのレベルの低さや寝取る男の顔が何故か省略されモブキャラのように描かれているなど「ああ、分かってないな」という点が多く、非常に惜しいタイトルでした。

 ネタバレを避けるために具体的には書きませんが、寝取られた妻と主人公が後に偶然再会するシーンはシチュエーション的には気に入ったシーンでしたが、スワッピングによって破綻した夫婦の再会という、NTRゲーで一番力を入れるべきシーンでの台詞回しのレベルの低さにズッコケました。それ自体が全くの蛇足である妻のモノローグはその内容も、妻の夫への陳腐なdisりに終始し、SMプレイで言えば「鞭で打てばいいんでしょ」と言わんばかりにただ闇雲に鞭を振り回してるようなもので、夫婦の会話にリアリティも趣も何もなく、ひたすら一本調子に「夫より彼の方が気持ちいい」と呪文のように、あるいは自分自身に言い聞かせるかのように繰り返すのみでした。もうそれは分かったよとw

 とにかく「妻が気遣ってくれているのを感じて傷ついた」というような夫婦関係の機微という物が皆無なので、これはライターが人間ドラマを一切書けない人なのか、複数ライターの合作のために何かがおかしくなったのか分かりませんが、自分にとってはこの再会シーンの失敗が本作の印象を決定づけてしまいました。ちなみにこのタイトルは貶すためにレビューしたわけじゃなく、せっかく人妻/NTRジャンルの抜きゲーとして珍しくアニメーションを多用して作られた高品質な作品であるにも関わらず主にテキストのツメが甘くて非常に惜しいという事です。上記の点を考慮した上で、魂の入っていない仏像として割り切るならばアリかもしれません。価格帯的にも回想は84個もありますが似通ったシーンも多く、実用的なシーンも限られているので実際にはそれほど多く感じないかもしれません。オーバードーズみたいなクォリティとは全く違います。

 不満点---もう語れるだけ語りましたが抜きゲーと言えども読み物である以上、文学作品として一定の水準はやっぱり必要なんだなと改めて感じさせられた作品でした。特にリアルな日常や様々な柵(しがらみ)をしっかり描いてこそ、それを壊す意味が生まれる熟女ジャンルは。




#4-ミセスジャンキー レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

定番熟女は風化しない

 ほぼ10年前のタイトルで、買おうにも買えない状況かもしれませんが(調べた所、DL版はあるようです)、王道人妻寝取り和姦系の名作中の名作という事で、ある意味これからの指標にもなり得ると思いレビューに加えておきます。

 前述したように本作は何の捻りもない王道人妻寝取り物なんですが、このエロさは何なのか考えてみると、恐らく基本をしっかり押さえているという事以外はないんじゃないかと思います。立ち絵にしてもイベント絵にしてもヒロインの二人(日菜子さん京香さん)ともバストトップの位置が適度に下がって皮下脂肪でお尻が大きい体型(変にデフォルメせずに適度で自然)が、一貫してちゃんとリアルな主婦ですし、たぶんMILF好きの人達にとってはそこが重要なんだと思います。所謂「駄目な人妻ゲー」というのは総じて人妻の体型を含めたビジュアルが上手く描けていなかったりするんじゃないでしょうか。本作のシナリオは出逢い方を含めてベタ中のベタですが、それをマンネリではなくエロいと思わせるのはキャラの魅力に他ならないと思うからです。

 加えてやっぱり人妻寝取り寝取られ物語の舞台として集合住宅というのは鉄板でしょう。人妻好きにとってはある意味夢のステージです。矛盾しているようですが、やはりファンタジーにリアリティーは欠かせないという事でしょう。「マンションのアルバイト管理人の男子大学生がいたら昼間に人妻と何かしら起きても不思議じゃない」というリアリティーに基づいたファンタジーは人妻好きの永遠の夢だと思います。

 それとこのミセスジャンキーは声優さんが地味に良いです。単発起用の無名の声優さんらしく調べても名前は出て来ませんでしたが演技が上手すぎず下手過ぎずリアルな人妻感を出しています。所謂売れっ子声優さんだと数をこなしているエロゲーマーは声優さんの癖が分かってしまったりするので結果としてキャラよりも声優さんが前に出てしまう事が往々にしてありますが、このタイトルに関してはその心配はありません。

 個人的には日菜子さんが凄く好きなんですが、何故なのか考えるとショートカットが好きというのもありますが結局、「ハーレム設定での人妻ビッチキャラは最高!」という事じゃないかと。日菜子さんは旦那とも定期的にHをしながら主人公に積極的に迫るビッチなんですが、憎たらしいどころか可愛いとさえ思えてしまうのは、旦那以外に積極的に迫るのは主人公=プレーヤーだけだからです。自分だけに積極的に言い寄る人妻をビッチと蔑み拒む男はきっといないでしょう。人の倫理観なんてそんなもんなんですw

 最近は熟女ジャンルで一番頑張っているのは同人(同人、商業の境目も曖昧になってきましたが)だしロープライスが主流になってくるとターゲットも先鋭化しがちなため、なかなかこのような定番商品は出にくくなっているのかもしれませんが、このミセスジャンキーのようにDL版があると10年後でも買えるので名作が歴史に埋もれてしまわないのは非常に良い事だと思います。

 不満点---強いて言えばプレイの内容含めて良くも悪くもとことん王道って事でしょうか。




#5-甘え母希美 レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

マキシマム ザ ホルモン

 思えば2005年にエロゲーでの実母設定が解禁(ソフ倫)されてからというもの、様々な実母ゲーが登場しましたが、ここまで一本のゲームで「実用度が高い」Hシーンが数多くある実母ゲーは今までありませんでした。ストーリー、キャラの好みは人それぞれと言えど、実用度で比べたらこのタイトルを超える実母ゲーは存在しないんじゃないでしょうか。このオーバードーズというブランドは母物以外にも娘、義姉、令嬢、生徒会長などで同様のシステムを使用したタイトルを発売していますが、このシステムが抜きゲーとして非常に優れているのです。

 このオーバードーズのシステムはクリックして文章と絵をめくっていくだけの、いわゆる紙芝居システムではなく立ち絵のキャラも身体の各部分をクリックする事で、キスや愛撫等の対応したHシーンが始まりますし、左横には何やらゲージがあり時間を刻んでいて、制限時間になる前に会話コマンドを選ばないと既定シナリオ/シーンが始まってしまう等、初プレイでは分かりにくい、エロゲーとしては複雑なシステムとなっています。

 会話コマンドの選択自体は古いコマンド選択システムと同じとも言えますが、キモは選択コマンドによってヒロイン希美ママンのキャラが「母親」「背徳」「淫母」の3種類に変化し、当然Hシーンもそれぞれ変わってくるという所でしょう。中には「さっさとコンプして終わらせたいからそんなの面倒だ」というユーザーもいるとは思いますが、個人的にはエロゲーの紙芝居クリックシステムには飽きたのを通り越して何とかして欲しいと常々思っているので、この手の攻めたシステムは高評価ですし、ロープライスの同人ゲーのクォリティもかなり上がってきている現状ではフルプライスで売るなら当然のようにこれくらいはシステムに凝って欲しいと思います。

 単純にプレーヤーの選択次第でヒロインの属性が変わるというのはエロ的な意味でも盛り上がると思うし、「もしこのキャラがもっと○○だったらなあ」というプレーヤーの願望をほとんど叶えてしまうチートシステムでもあります。例えば母キャラに対して飽くまで優しく母親然としていて欲しいなら母親キャラを保つように進めていけばいいし、口では拒絶して欲しいなら背徳、ひたすらエロいのがいいなら淫母といった具合です。

 システム説明が長くなりましたが、オーバードーズはこうした抜きのギミックに注力しているブランドですが、抜きを極めようとする過程で結果的にそうなったのかどうか、禁忌を冒す文脈もきちんと描いているのが個人的に気に入っている点です。回想は希美ママンが60でサブキャラ2人(同じアパートの熟女1人とその娘)がそれぞれ8ずつ(希美ママンとの3P含む)です。個人的には実用度が高い(高すぎる)回想になっていると思います。

 不満点---これだけボリュームのあるタイトルなので仕方ない部分もありますがシーンによって違うキャラに見えなくもない時があるのはオーバードーズの別タイトルでも散見されます。それとこれもオーバードーズのゲーム全般に言えますがHシーンのBGMが全部デスノートのセカンドオープニングみたいなデスメタルなのは何なんでしょうか。ゲーム内容とも全く合っていないし、ネタとしてもここまで続けたら滑ってます。 自分はいつも微かに聞こえるレベルまでBGMを下げてプレイします。




#6-いもうと~蜜壺・完全版~  レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

シンセミア

 このタイトルは実母とのHシーンがあるという事で何となくポチったのですが、タイトルからも分かるように完全な妹ゲーです。熟女燃えを維持するための振り幅という事で...。この作品は元々2012年に発売されたDL専用タイトルのリメイクだそうですが、OHPによると旧作から350%のボリュームアップだそうなので、恐らく旧作では母親は攻略対象外だったはずなので、つい最近まで完全にノーマークでした。結論から言うと非常に気に入ったのでレビューしています。

 本作は「女として見てしまっている妹と距離を置くために突然上京した主人公が久しぶりに比較的温暖な田舎の村に帰郷する夏」という設定も、「幼い頃から一途に兄を想う藍色ロングヘアーで常に敬語で話し、兄を兄さんと呼ぶ」という妹のキャラ設定も、そもそもキャラデザや背景絵が「黄昏のシンセミア」にかなりの影響を受けているのが明らかですが、本作にはシンセミアのような伝奇オカルトプロットも、クラシック調の素晴らしいBGMも、エンディングの名曲「Long for...」もありません。

 では何があるのかと言うと、「突然出て行き、突然帰って来たと思ったら婚約していた愛しい兄を自分の物にするという一途な目的のために手段を選ばない妹、満花(みつか)と、籠絡されていく兄」のみです。これだけ聞くと色んな髪の色の、妹という名の心のない人形がたくさん出て来るアホな抜きゲーやスラップスティックコメディー的なノリを思い浮かべるかもしれませんが本作はひたすらシリアスです。主人公は葛藤しまくりだし、終盤には兄妹を女手一つで育てた母親から、怒濤の正論と張り手でプレーヤーの心が折れそうになるほどのエロゲー史上に残る強烈な説教をされます。

 しかしこれこそが近親相姦物に必要不可欠な要素だと思うのです。高い障壁の存在を意識させるのを忘れては演出としては完全に手落ちだからです。たぶん、本作の妹キャラを「ヤンデレ」と評する人はいると思いますが、(所謂「包丁とコミュ障」に代表されるヤンデレのイメージアイコンとは全く違いますが、兄以外の他者を一切顧みない一途な狂女という意味で)本作のようにキャラの言動の文脈をきちんと描いている場合は安易にジャンル分けしたくないと思いますね。この作品は妹物の抜きゲーとしては名作と言って良いと思います。シリアスな妹物が好きな人には絶対のオススメです。全然期待してなかったので予想外の良さにテンション上がってしまいました。

 ちなみにシステムについてはオリジナルの解像度は1280x720みたいですがフルHDまでリサイズ出来たりキャラごとや既読のフォント色やグラデーション設定等、コンフィグはかなり痒い所まで手が届く仕様で充実してます。ちなみに回想数は22で満花が16で実母が4、3Pが2です。当初の目的だった実母とのHシーンですが、前述したように性に奔放な母親などでは全く無いので、どうやって母親とHするんだろうという事になると思いますが、これはMILF好きには重要な部分なので敢えて言うと期待しないでください。

 その唯一の実母回想は「頑固な母親を籠絡するために満花の手引きで酔った所を...」という、ストーリー的に一応筋は通ったシーンですが実用度は低いと思います。満花の回想21のうちアニメシーンが5で実母のシーンもアニメです。回想モードを見ると少ない印象ですがテキストのボリュームが多いのもあってプレイ中は文脈に応じて必要充分という感じで少ないとは思いませんでした。CGも非常に安定していて塗りも綺麗なので万人受けするはずです。

 不満点---音楽に関してはほぼ空気ですね。ギャラリーでも7曲しかないしBGM無しのシーンも多いので、ほとんど印象がないです。それと入浴シーンで10分ほど背景CGがない部分がありましたがあれは演出なのか絵が間に合わなかったのか未だに分かりません。あとエンディングは3~4個だと思うんですがギャラリーに追加されないのでコンプした今でも確認したり見返したり出来ないのはちょっと不便ですね。ちなみに個人的にはエロゲーの主人公はどういう種類であろうとイケメンであるべきだと思っているんですが(年齢に関わらず女は本能でイケメンの前で一番良い顔をすると思うからです)、本作の主人公も眼鏡を取ったCGではイケメンなんですが、普段は何故宮崎駿みたいな眼鏡を掛けているんでしょうか。ヲタ臭いと言うよりもお爺ちゃん眼鏡にしか見えません。




※このレビューはあくまで熟女スキーなエロゲーマーとしての管理人の個人の主観で書いていますので必ずしも世間的な評価とは一致しません。ネット上にレビューが溢れているとはいえ熟女ゲーに関しては一家言ある人間ですので、継続すればそこそこ意味はあると思い始めました。出来るだけ客観的かつ論理的にレビューするつもりですが具体的な数値(回想数等)以外は希に趣味全開で偏ってしまうことがあるかもしれません。尚、特に気に入った or 気になったタイトルから選んでいますので、発売後間もない新作や、出来は良いけれども特に真新しい or 語るべき要素がないような人気作は扱われる事が少ないかもしれません。ちなみにちょこちょこ書き足したり推敲するので内容が変わる事があります。

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人妻・未亡人・母ゲー気まぐレビュー page02

#1~6#7~10#11~

#7-元ヤンの奥さんは好きですか?
#8-巨乳家族催眠
#9- お隣の黒人夫に抱かれて啼き悶える最愛の妻。その引き換えに味わう黒人...
#10-貸し出し妻、満里奈の‘ネトラセ’報告2




#7-元ヤンの奥さんは好きですか?  レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

ジャングルの朝

 最近の熟女系を中心に据えている同人エロゲサークルはどこも頑張っていますが、特に平安亭のコストパフォーマンスの素晴らしさは相変わらずです。が、今回サブキャラの由香里さんがあまりにも最高だったのでレビューを書こうと思いました。

 正直言って最初の一時間前後はメインヒロインの望美さんと子供二人の世話に追われながら「今回は元ヤンママをテーマにして失敗だったかな?」と思い始めていました。あくまで個人的にですが、望美さんからは「雌臭さ」を全く感じず、正直言って上手いとは言えない声優さん(桃也みなみ)の演技のせいかもしれませんがツンデレの感じがまるで女体化したヘタレな男友達のようで全然楽しくなかったのです。バイト先の先輩である望美さんの旦那さんから保育園への出迎えや家族サービス代行を頼まれる度に「チッ、うっせーな...わっかりました~」という感じでした。

 しかし望美さんのレディース時代の先輩である由香里さんが登場してからというもの、世界は劇的に変わりました。由香里さんの見た目も話し方も「兄嫁はいじっぱり」の梢さんみたいなほんわかした人なのにセックスには積極的で主人公に色仕掛けで愛人契約を迫ってきます。でも実は昔は怖い人だったという設定もギャップが効いてます。由香里さんは声優さん(霧島はるな)も上手いです。

 何より由香里さんの誘いに乗るかどうかをいちいち選択出来るのと、メインヒロインの望美さんが焼き餅焼きで口うるさく主人公を束縛するっていうのが良いですね。人妻寝取りゲーの場合、主人公がヒロインとの情事を見つからないように隠れる相手も、定番のセックス中に電話する相手も、ほぼ100%旦那(もしくは子供)だったりしますが、本作ではそれがメインヒロインの望美さんです。

 実際、プレーヤーからすると主人公が旦那に私怨やコンプレックスを持っている設定があって初めて意味がある程度で、基本的に寝取りの場合は他の男がどう思うかはあまり興味がないっていうのが本音じゃないでしょうか。寝取られゲーの世界が、実は主人公のナルシズムで成り立っているように寝取る側にとっては旦那は妻の心の中だけにいればよくて、舞台装置としては特に必要ない存在だと思うのです。

 前述したように本作ではメインヒロインの望美さんがこのタイプであり男を落とすテクを持っている由香里さんをかなり警戒し、ちゃんと嫉妬したり束縛しようとするので、この使い古されたシチュエーションが生きています。ここは目からウロコでした。ハーレムや複数キャラ同時攻略は普通にあれど、大概は完堕ちで独占欲もほぼ消えちゃってますからね。本作はメインヒロインの目を盗んで敢えて選択してサブキャラ(由香里さん)と逢う興奮があります。

 これは望美さんがメイン(本妻)で由香里さんがサブキャラ(浮気相手)であればこそで、逆ならあまり面白くないでしょう。でもこういう基本をきちんと守っているだけでサブキャラの価値が何倍にもなるんですねえ。サブヒロインは単なる「保険/おまけ/容量嵩上げ」のためにいるわけじゃなく、本筋やメインヒロインの良さも引き出す重要な存在なんだという事を改めて思い知りました。

 特に人妻寝取りゲーの場合、JKなんかと違って状況的にも比較的安定しているのもあり、風雲急を告げる展開もほとんどなく、特にメインルートに関しては一度寝取ってしまうと後はバリエーションがあるだけでエンディングまではほとんど惰性で進めるって事が多々ありますからね。回想は全部で16で望美さんが9、由香里さんが5、ハーレムEDが2つ分です。が、本作の場合、それぞれのパートをヒロイン目線で見られる回想があるので回想数は倍の32です。(ハーレムは望美さん目線)
 
 しかし、このレベルが2000円以下で買えてしまうってどうしても贅肉が多い商業ブランドは相当頑張らないとまずいですよね...。
 
 不満点---正直言ってメインヒロインである望美さんの声優さん(桃也みなみ)が特に喘ぎパートが上手くないのとBGVのループ部分の編集が雑なので一部で「オアッ!↓、オアッ!↓、オアッ!↓、オアッ!↓、オアーッ!↑ x10」みたいに独特の抑揚が繰り返され、ジャングルの朝のようになってるのがちょっと、いやかなり気になりました。フェラなんかは良いんですがちょっと盛り上がるとすぐにジャングルの朝になるので望美さんを実用にするには相当の鍛錬が必要だと思われます。大生(ダイナマイト亜美)がイケる人なら問題ないかもしれません。BGVの問題では他にも編集が雑なので台詞が一部含まれている箇所がありました。こっちはそれほど気になる程でもなかったですが。




#8-巨乳家族催眠  レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

戻って来た・・・!黄泉の国から霞さんが・・・!

 自分は和姦原理主義者のため、この手の催眠物は基本的には好きじゃないんですが、義母のキャラデザが何となく気に入ったのでポチりました。で、結果的に大当たりだったのでギャンブルは成功しました。何が当たりだったかと言うと、本作メインヒロインの美冬さん(義母=継母)のエロ可愛い素晴らしさに尽きます。美冬さんが登場してまず母性に溢れた、ちょっと鼻に掛かった声が好みで気に入ったのですが、ふと聞き覚えがある声だという事に気付きました。

 何故だか「これは...かすみさん?」と動物的直感で思い、調べると本作の美冬さんは長原杏子という声優さんなのですが名前だけ見ると「人妻♪かすみさん」 (Tinkerbell-2004)でメインヒロインの霞さんを演じていた杏露花梨とは別人です。が、杏露花梨は2009年で仕事の形跡が一切途絶えています。対して長原杏子は2010年から活動開始しています。更に「」の字が共通しているので、恐らく結婚等を機に名前を変えた可能性が高いと思われます。

 これはググっても出て来なかった情報なので確証はありませんが恐らく間違いないと思います。一応サンプルボイス貼って置きますがこれが霞さんボイスで、美冬さんボイスはOHPにあります。しかし10年前に聞いた熟女の声を聞き分けてしまう熟女スキーの聴覚には自分でも驚きましたが(万が一違ってたらすみません)、そう思って見ると両キャラともほんわかした雰囲気とか薄いフレームの眼鏡を掛けている等の共通点があるので、恐らくルネのスタッフは意図的にキャスティングしたんでしょうね。

 それはさておき、肝心のゲーム内容に話を戻すと、前述したように、そもそも催眠物が好きじゃない理由はヒロインを攻略する手段として安直すぎ、大概は「憎い女に仕返ししてやるぅ」的なルサンチマン展開になるのがみっともなくて嫌い、第一キャラの心が停止してしまうので面白味がない、等の理由からなんですが、この作品に於ける催眠は基本的に洗脳に近い物です。例えばメインヒロインの美冬さんに関して言えばゲーム開始直後からエンディングまでほぼずっと催眠状態なんですが、ゲーム開始時の非催眠状態と見分けが付かず、「Hをする事が家族のスキンシップ」というルールが追加された以外は判断力も全く通常通りですので催眠嫌いの自分でも許容出来ました。所謂「瞳の色が変わってトローン状態」も特に強い催眠状態が必要な要所要所でしか使われません。

 まあ、個人的には結局催眠は必要ないというのが本音なんですが、恐らくほとんどの熟女スキーはメインヒロインの美冬さんのエロくて可愛い魅力に全て許してしまうんじゃないでしょうか。高校生の娘がいるので30代後半から40代前半だと推定されますが、幼いという意味ではなく、熟女的に本当に可愛いです。ストーリーや設定を考慮に入れなければ「エロゲー史上で最もエロ可愛い義母」と言って差し支えないくらいの素晴らしいキャラです。逆に言うと、この作品の美点はほぼこの一点に集約します。個人的にはコンプした今でも「催眠物でなければ最高だったのに」と思います。

 ちなみにこのゲーム、特に姉妹ルートの終盤は良い意味でかなりの馬鹿展開になる類の作品ですので催眠設定の矛盾なんかに関しても、あまり真面目に突っ込む気にはなりませんでした。ゲームのシステムは導入パート以後は美冬さん+叔母ルートか義理の姉妹ルートのどちらかをひたすら何度も選ぶだけで、どういう順番で選んでも最終的に回想のコンプは出来ます。回想は65個でエンディングは7個です。美冬さん、義理の叔母、義理の姉妹ともヒロイン全員孕みはあります。全体的に価格に見合った高い実用度になっていると思います。

 以下メインプロットのオチについて(反転)---最終的に主人公が催眠に使っていたポインターはインチキ商品だったと判明するのですが、このオチだとヒロイン達は自らの意志で欲望を満たすために積極的に催眠状態になっていたというのが定石ですが、それにしてはポインター使用時に効果音付きで完全に催眠アイテムとして描かれており、最後に主人公も「俺自身の力って事か?」などと発言し、結局の所よく分かりません。催眠ポインターの力ではなく主人公の超能力またはテクニックだったら何かが変わるんでしょうか。ここは普通に「実はヒロイン達が欲望を満たすために、その状況を利用していた」というオチの方がエロいし良いんじゃないかと思いました。プロジェクターを通して不特定多数を催眠に掛けるとか、実用度が全くないシーンのために話を大きくしすぎてこれが出来なくなったのかもしれません。

 不満点---やはり個人的には「女達を統べる王願望」もないですし、美冬さんを非常に気に入ったからこそ、非催眠状態の美冬さんに逢いたい、攻略したいという思いが強いですね。それと、やはりと言うか、一カ所だけですが「憎い女に仕返ししてやるぅ」っていうシーンが姉妹ルートにありましたが、こういうのは好みじゃないですね。こうなったのは「双子ノ母性本能」(G.J?-2004)という酷い陵辱ゲーのトラウマのせいかもしれません。そして「人妻♪かすみさん」(良いトラウマ)と「双子ノ母性本能」(悪いトラウマ)が同じく10年前の作品というのは偶然じゃないのかもしれません。




#9- お隣の黒人夫に抱かれて啼き悶える最愛の妻。その引き換えに味わう黒人妻の肌。  レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

マジカルチ○ポからの卒業

 このタイトルは大きく分けて寝取り、寝取られ、スワッピングの3√あるのですが黒人夫と言うからには、巨チン=自動的に女を落とす魔法のチ○ポで有無を言わせず妻を寝取られるのがメインプロットだと思いがちですが、本作はそういう厨二的なノリではなく、もう少し大人な印象を受けました。実際、主人公の隣人の黒人夫であるボブのアレも、エロゲに登場する黒人男にありがちな化け物みたいな常軌を逸したサイズではなく、テキストでは「黒人だからでかい」等の記述はあるものの、むしろ絵的に言うと日本人の平均くらいしかありません。

 つまりorc softでありながら、いや、オーク物のタイトルをラインナップに持っているorc softであればこそ、と言うべきかもしれませんが、黒人をファンタジー種族のオーク的な立ち位置として使った類のタイトルではないという事です。寝取り√ではキモデブである日本人のオッサンが黒人の妻を寝取ります。このボブの妻である茉莉花(両親ともアフリカ系アメリカ人なので血筋的には純粋な黒人ではあるものの両親とも日本に帰化しているので国籍も日本語力も日本人)も、彼女がM性癖だから浮気という状況に興奮しつつ、段々乗り気になってくる所は非常に良いです。褐色の頬がポッと赤らむ立ち絵がたまりません。同ブランドの愛妻日記も良かったですが良い部分を継承しつつ、エロの描写など更に良くなっていて夫婦交換物の決定版と言って良いくらいの出来だと思います。

 大まかに寝取り、寝取られ、スワッピングの3√あると書きましたが個人的にはこれは飽くまで夫婦交換ゲーだと思ってます。その後の展開がどうであろうと、始まりは夫同士が結託してお互いの妻を騙しながら始めている「ゲーム」な訳ですし、ボブも基本的に知的で良いやつなのでお互いバレたらバレたでどうにかなるのは確実であり、寝取るスリルも有るとは言えず、寝取られに関しても同様でアトリエさくらのような強烈なガチ寝取られ感はありません。ただ、それは必ずしも悪い事だとは言えない気がします。飽くまで日常的な範囲内で愛する妻が自分に嘘を吐いて隣の黒人旦那と逢い引きをしているのを隠し撮りをしたり出かけたと嘘を吐いて自分の書斎からこっそり覗き見る興奮はマゾヒズムと言うよりは背徳感と純粋な「トロイリズム」(パートナーと他人の性行為観察愛好)に近いような気がします。

 人によってはアトリエさくらTeamNTRのようなのはマゾ過ぎてToomuchだと言う人もいるでしょうし、どちらがどうとは一概には言えません。あと他には精液の質感と量もレベルが高いのが印象的でした。主人公の妻や黒人妻がフェラチオだけという約束から射精を受けて口の周りに陰毛入りの精液をベッタリ付けながら徐々に身の内に熱い性欲の炎を宿していく描写はエロいです。こういう貞操と欲望の葛藤シーンを描けるかどうかで人妻ゲーの評価はかなり違ってくると思うので、この辺も個人的には高評価に繋がってますね。まず個人的に2Dの褐色女性が好きなので高評価なんですが、褐色女性が好きかどうかで好みが分かれるかもしれませんね。茉莉花の画像を見て気に入ったならオススメです。

 システムは往年のAutoburnを彷彿とさせるような回想がチャート方式で話の流れ通りに会話パートから再生出来るようになってます。まだ見ていない部分は黒いボタンで選択出来ないので一目瞭然ですが回想では選択肢が出ないので攻略するには選択肢でセーブ&ロードしなければなりません。しかし100%にするのは比較的簡単な方ですね。そして全てのエンディングを見ると夢乃狸、偽くろさき、おるとろ、江戸しげズ、うるう島呼音、右脳の黒人に寝取られるテーマのショート漫画/CGが読めるようになります。回想がHシーン以外も全て羅列されるチャート方式である上に連続しているシーンも多いので数え方も難しいですし若干数え違いもあるかもしれませんが自分妻寝取られ(ボブ以外も含む)が19で黒人妻寝取り(主人公以外も含む)が13、二人の妻が同時に第三者に寝取られるシーンが2、主人公とボブとの妻交換グループセックスが1だと思います。突かれて頭を振る、といった差分が多いのは印象的でした。

 不満点---個人的には特に大きな不満はなく楽しめましたが、人にオススメする場合、やはり本作のコンセプトである夫婦交換=スワッピングが寝取り/寝取られ物として、ある意味で中途半端だと思う人もいるかもしれないとは思いますね。既に書きましたが、アトリエさくらTeamNTRのファンの人からすると寝取られ感の薄さを物足りなく感じるでしょう。それとこれは個人的な主義主張なんですが、個人的にはエロゲーの主人公は女受けするタイプでないとモテるという事がキモヲタの妄想的なファンタジー御都合主義になってしまって良くないと思ってるんですが、本作の主人公はキモデブ親父だったものの、堕とすヒロインが別人種の黒人(血筋上)である上に、ご近所づきあいのある隣人同士というシガラミで関係を迫るので主人公の容姿に関しては全く気にならなかったんですよね。それと孕みはありません。ゼロです。無理に孕みを入れて来ないのも大人のタイトルという印象を持った理由の一つですけど。




#10- 貸し出し妻、満里奈の‘ネトラセ’報告2 CASE.元AV男優&敏感妻  レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

満里奈は俺(主人公)の嫁

 貸し出し妻、満里奈は既に前作でレビューしているのですが満里奈という主人公の嫁キャラが個人的に好みなのと、続き物でもマンネリになる事なく前作以上の実用度の高さを示してくれたのでレビューします。このシリーズは寝取られ物でありながら基本的に主人公の意向通りに妻を他の男に抱かせるというストーリーなので妻が主人公を傷付けないための優しい嘘を吐いたり焼き餅を焼かせるために意地悪を言ったりはしますが、終始旦那である主人公を思っています。そしてその退屈であるはずの主人公と妻のHシーンがこれだけ盛り上がりエロいのは寝取られジャンルだからこそのマジックでしょう。今回の寝取らせ相手である元AV男優も非常に良かったです。最後まで紳士的なナイスガイでした。

 それにしても人妻の貞操と旦那への愛情を確認する一番の方法が旦那よりもセックスの上手い男に抱かせる事だというのは、様々なシガラミの中にいる人妻が、いかに建前や嘘で本音を隠しているのかという事の証明なんだと思います。だから人妻がシガラミを脱ぎ捨てて雌の本性と共に本音を晒け出す姿に熟女好きは惹かれるのでしょう。本作は夫にとっては不貞行為を重ねて旦那としている時以上に乱れる妻でありながら、語られる言葉の本質は旦那や娘への聖母のような深い愛情です。だからこそ主人公もプレーヤーも最後まで満里奈を心底愛し続ける事が出来るのです。NTRって第一にキャラを愛せないと成立しませんからね。前作のレビューで満里奈は母に近いキャラだと書きましたが、今作はますますそうだと思います。

 対して他の男とのセックスに溺れて主人公も家族も裏切る妻の場合、憎たらしいけど勃起するっていうパターンになり、それはそれで良さがありますが、この場合、主人公やプレーヤーが愛想を尽かしてしまうと単なる淫乱馬鹿女になってしまい、NTRの良さが破綻してしまうので実は簡単ではないと思います。そういう失敗NTRゲーはいくらでもありますからね。この貸し出し妻、満里奈のような、ある意味で「ぬるい」NTRは好みじゃないという生粋のハードコアNTR好きもいるかもしれませんが、一言でNTRと言っても到底一括りに出来る物ではなくて、主人公が完膚無きまでに叩きのめされるマゾNTRと今作はNTRの中でも全くの別ジャンルです。

 前作のレビューでも書きましたが本シリーズは浮気する妻が自らの意志で他の男に抱かれているのではないためNTR妻物の定番である「妻が自分を裏切る事で興奮する」という側面は皆無ですので、これも割とゆるめのNTRの常ですが純粋に妻が他の男と性行為をするのを見聞きする事で興奮する「トロイリズム」という性癖に特化しています。しかしTeam.NTRの他の報告シリーズと同じようにこの貸し出し妻、満里奈シリーズでもストーリーの本質は旦那と妻が愛を確かめ合うシーンをゴールとして描かれているので実用度が最も高いのは夫婦のセックスシーンになります。最終的に家族のほのぼのCGで終わるようなストーリーでも旦那と妻のHシーンでこれだけ実用度が高いというのはNTRストーリーでなければ絶対にありえないでしょう。通常、熟女ジャンルでも正規の夫婦間のセックスなんて退屈以外の何物でもないからです。これはこれでNTRゲーの特定ジャンルに於ける完成形なんじゃないかと思いました。

 回想は17ですが非エロが一つあるので実質16です。ちなみに今回のシステムでは分岐はないですが一度エンディングを見た後に「最初から」スタートして前作の大学生が登場する所まで行くと大学生からの再貸し出し懇願にOK出来るようになり、「最初から」メニューから大学生視点のショートシナリオが選べるようになります。(シルエットが違うのは騙しです)システムに関しては前回の方が良かったかもしれません。形だけでも分岐はあった方がいいと思います。回想に関しては前作よりも数は少ないですが前作では非エロの回想も多く、連続したシーンを小分けにして「ALL」ボタンを入れる方法で水増ししていたので実質的な回想数は2の方が前作よりもあると思います。

 不満点---細かい部分ですが、コンフィグの音声ボリュームの設定のテスト音量とテキスト履歴からの音声音量が設定に関わらず常に最大ボリュームになっています。テキストとCGが一流であるのに対して全体的にシステムがイマイチな気がします。ここはもう少し頑張って欲しい所です。満里奈の服装に関しては何故に真夏の発売なのに暑苦しいサマーセーターを着せたのか分かりませんが よく考えたら夏の終わりなのでサマーセーターは妥当ですね...でも個人的には前回の薄いキャミソールの方が色っぽくて良かったと思います。




※このレビューはあくまで熟女スキーなエロゲーマーとしての管理人の個人の主観で書いていますので必ずしも世間的な評価とは一致しません。ネット上にレビューが溢れているとはいえ熟女ゲーに関しては一家言ある人間ですので、継続すればそこそこ意味はあると思い始めました。出来るだけ客観的かつ論理的にレビューするつもりですが具体的な数値(回想数等)以外は希に趣味全開で偏ってしまうことがあるかもしれません。尚、特に気に入った or 気になったタイトルから選んでいますので、発売後間もない新作や、出来は良いけれども特に真新しい or 語るべき要素がないような人気作は扱われる事が少ないかもしれません。ちなみにちょこちょこ書き足したり推敲するので内容が変わる事があります。

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