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人妻&未亡人&母ゲーデータベース

人妻・未亡人・母ゲー気まぐレビュー page03

#1~6#7~10#11~12

#11-母さんのオトコ ~野獣のような男に牝の悦びをおぼえさせられる最愛の母~ 
#12-妻の肉穴にホームステイするマッチョ留学生 ~出張中のその裏で妻は黒...
#13-ボクの祖母 ~おばあちゃん、濡れてるよ?~
#14- いつまでも俺は母に恋してる! 〜いいよ、ママに甘えて、おっぱいでい...


#11- 母さんのオトコ ~野獣のような男に牝の悦びをおぼえさせられる最愛の母~レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

ヒロインの雌力

 この作品は少し前のロープライスゲームですが今でも時々起動し、その度に「魅力のあるヒロインだなあ」と思うのでレビューを書いてみようと思いました。最近は寝取られというジャンルも成熟してきて様々な設定やキャラのヒロインも増えてきましたがどういうジャンルのヒロインであろうと、ヒロインが浮気し続けているNTRの場合は性格の良さやキャラで何とか出来る和姦物とは違い、プレイヤーから見て「他の男と寝ているのは知っているが例え他の男に心を奪われていても失いたくない」と思わせるような持って生まれた雌の魅力がなければ、そこで終わりな訳ですから、ヒロイン設定のシビアさという意味では最もハードルが高いジャンルの一つと言えると思います。

 個人的には寝取られジャンルを最も生かすヒロインはやはり、「色白美人で掃き溜めの鶴的な、街を歩いただけで周りの男の目を雄の目にさせるような女なのに、本人は自分の雌としての魅力に気付いておらず、性的な事にも疎くて、人が良く誰にでも優しく 隙が多い」というキャラが男の本能である庇護欲や独占欲をくすぐる上でベストだと思うんですが、このヒロインのキャラ設定という点に於いてこのタイトルは既に勝利しています。他に何か書く必要がないくらいです。

 繰り返しになりますが主人公の母親であるこのゲームのヒロイン高坂瑞穂は母親NTR物としてはほとんどベストなキャラです。持っている肉体のポテンシャルは高く、美人で、ビッチでもなく何の落ち度もない善良な一人の母親が罪悪感と背徳感に身を焦がし、涙を流しながら腰の動きを懇願するビッチになっていく訳ですからNTR物のヒロインとしてキャラ設定上の突っ込み所はないですね。(ゲーム内では突っ込まれまくりますが)後半のシーンでの近所のオッサンの台詞で(以下ネタバレ反転)「あのみっちゃんが...小娘の頃から目を付けておった、あのみっちゃんが儂の逸物を美味そうにしゃぶっとるわ」というのは、普段人の良い商店街の隣人を演じていても近所に良い雌がいれば小娘であろうと腹の中では慰み者にしているというエロジジイの本性をよく表した、ヒロインの息子である主人公に憂慮と嫌悪感を抱かせる良い変態モブ台詞だと思います。

 ヒロインを演じた声優さんの悠はるかも老けすぎもせず、若すぎもせず、30代後半から40代前半の雰囲気を上手く出していると思います。喘ぎ声も上手くて下手に張らないのでずっと聞いていても聞き疲れしないタイプの声優さんです。
その節はお世話になりました。( ͡° ͜ʖ ͡°)

 寝取り男のキャラについても、本作は「亡き父親が遺した借金を取り立てに来るセックス慣れした金髪で色黒のヤクザ」という設定なので個人的にはどう見ても童貞のキモヲタが急にベッドヤクザ化して寝取り男になるよりも自然で良いと思います。むしろ本作の場合は主人公が母親と肉体関係を持っているという設定にNTRを成立させるための強引さが多少感じられました。

 椋木尋の原画は構図が良いですし塗りも安定していてレベルが高いです。個人的には対面座位で女性側の背中側から見たアングルが好きなんですが、このゲームでは瑞穂が情事中に気付かず部屋に立ち入った主人公が瑞穂の後ろから唖然として情事を目撃するというシーンが初っぱなの冒頭にあり、このシーンの瑞穂のボリュームのある尻とテキストがエロくて良かったんですが、後半にこのシーンの横アングル版があったのが凄く有り難かったです。回想は18でCGは25です。しかし数字以上に実用度は充分あります。実母の寝取られ物が好きでヒロインが気に入った人なら特に大きな不満点はないでしょう。

 不満点---商業として考えるとそうでもないですが同人に比べると多少の割高感はあります。ボリュームや容量もただあればいいと訳ではないですが、DL版で容量が400MB以下で税込み3000円ですし。感覚的に500円くらい高いかなあという感じですね。


#12- 妻の肉穴にホームステイするマッチョ留学生 〜出張中のその裏で... レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

NTR物としては三流、人妻浮気物としては一流

 事前に危惧していたように、やはり留学生という寝取りキャラにはリアリティがありませんでした。これは受け取る側の経験の問題でもあるでしょうし「マッチョ留学生が妻を寝取る」となると、どのようなキャラにしてもやはり限界があるんだと思います。それとこのいかにも白人か黒人のパワースポーツ選手にしか見えないゴリマッチョっぷりなのにスポーツ経歴などの設定は一切無く、人種や国籍も明らかにはなりません。設定や文脈が大事なエロゲのシナリオってこういう所が肝だと思うんですけどね。こういうゴリマッチョキャラにするんであれば、浅黒い肌の曖昧な人種にするよりはアメリカ人でアメフト選手で人種は白人か黒人でよかったんじゃないかと思いますね。それとシナリオもNTRとしてはリアリティに欠けていてイマイチと言わざるを得ません。

 例えばNTRなので当然寝取られシーンがある訳ですが、この留学生ダニエルが妻を主人公の自宅のリビングで寝取ってる最中に主人公が帰って来るという√があるんですが、このダニエルは一切悪びれず明るく主人公に挨拶します。外国人を何だと思っているのかと。「そんなやつはいない」。それと主人公の娘も話に絡んできて3P√もありますが、この娘がJS+にしか見えないのはどういう事なの...。

あんな年端も行かない娘に手出したらその時点で手錠でしょ。こうやって色んな属性に色目使うと失敗以外ありませんからね。「何故豊満ボディのJKじゃダメだったのか」。

  という事でNTR物としてはアリスに準じた感じの緩さ(ポップさ)であり、この「薄さ」では本当のNTR好きは認めないと思います。アトリエさくらTeam NTRの文章力、文脈力とは比べ物にはなりませんが、同ブランドの過去NTR物と比べても良い部分が結構あって、まずAnimの伝統と言うか、ヒロインが見た目性格ともエロ可愛く魅力的なのである意味でこれだけで人妻浮気物としてはハイクォリティであり、良作と言えると思います。しかもAnimお得意のアニメーションもあってエロシーンも「初めて浮気キスする場面での十分な溜め」、「クンニシーンの濃厚さ」等、所々光る物はあり充分実用的です。
 逆にキリキリするようなNTRは苦手でアリスくらいがちょうどいいっていう人やNTRの入門用には良いかもしれません。シーン回想は90もありますがシステムにはフローチャートを採用しているので分岐が一目瞭然であり未見シーン回収に苦労するという事はありません。ちなみに主人公√をクリアすると順次解放される妻視点√と娘視点√もそれぞれ同じボリュームで存在します。寝取りキャラのダニエルもまさにAV男優みたいだし、人妻ナンパAVなんかが好きな人には超実用的で良いタイトルだと思います。アンケートを精査して地雷を綺麗に避けた結果出来上がった、最大公約数的な良作という感じでしょうか。アリスが好きな人にはお勧めです。

不満点---NTRタイトルとしての不満点は本質的な部分なので先に全て書いてしまいました。

#13- ボクの祖母 ~おばあちゃん、濡れてるよ?~レビュー
(購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

逆に何故祖母だと無理なのか?

 ヒロインのキャラクターデザイン自体は熟女好きにとっては熟女のエロさが溢れていて良いと思うんですが、それでも個人的には修行が足りないせいか、二世代差の○親相姦というのは前作と同じで興奮出来ませんでした...。

つまりこのゲームが無理な人はキャラクターではなく関係性重視で萌えているという事でしょう。「祖母と孫で濡れ場など有り得ない」と感じるからこそ、このシチュエーションに引いてしまう。という事なんだと思います。

年齢」についてですが、このゲームはヒロインの年齢も非公表ですし孫や孫の母親についても年齢を連想させる会話やイベントはありません。しかし個人的には祖母と孫の○親相姦だからこそ「過度に老いを連想させるのを避けるために」、きちんと設定/公表すべきだと思います。例えば52歳と言えば綺麗な女優さんも大勢いるので、この年齢ゾーンはほとんどの熟女スキーは全然大丈夫ですし売り上げも変わってくると思うんですけどね。

 ビジュアル的にはヒロインの口元の「法令線」が通常の熟女キャラでは省かれる事がほとんどで一歩踏み出して冒険したなという感じはします。法令線については是非論はありますが個人的にはアリだと思っています。実際に熟女物のAVでは法令線がクッキリ出ている女優さんでも普通に実用出来ますし、何なら若くても法令線が強めの女性は結構いますがリアルでは気にならないので、これは2Dの表現上の問題だと言えます。

 つまり「法令線が描かれたキャラは主人公の恋愛対象など絶対にならない枯れた女性である」という子供の頃から読んでいた漫画等で刷り込まれた概念なのです。そう考えて冷静にキャラを見るとあまり気にならなくなっていきます。なので、この点はあまり問題ではないと思います。

 「ではどうすれば実用出来るのか?」と考えた結果、主人公(竿役)の孫の父親、ヒロインの息子/義息子視点でのNTRと考えると興奮する事が出来ました。欲情の対象であるヒロインが例え孫に「おばあちゃん」と呼ばれていたとしても、自分から見て一世代差の「母さん/義母さん」であれば大多数がイケるようになると思います。
いつかは主人公目線の「おばあちゃん」でも普通に萌えられるようになるんでしょうか? そしてそれは「成長」なんでしょうか?

不満点---この作品も一見些細なディテール描写をもう少し詰めていれば大分完成度は上がったと思います。熟女スキーにとって年齢設定は重要だという事を忘れてはいけません。

#14- いつまでも俺は母に恋してる! 〜いいよ、ママに甘えて、おっぱいでいっぱいお世話してあげる♪〜レビュー (購入前の判断材料として必要なネタバレを含んでいる可能性があります)

母という名のセクサロイド

 結論から言うと文脈が最も大事なテキストアドベンチャーゲームとしては、これ完全な失敗作ですね。正確に言うと抜きゲーとしては完成度は高いんですが、母ルート含めてシチュエーションが須く「ごっこ」っぽいのがなんとも。まさに「魂の入っていない仏像」という感じです。母キャラの緑子は母親ですが母親としての人間性はほとんどなく、ただただセックスに積極的です。いつの間にか母に成り代わったアンドロイドのようです。そう考えると怖くなってきました。恐らく大多数のエロゲーユーザーは同ブランドの母ゲーに官能小説的な母とのリアルで濃厚な物語を求めているのに今回提供されたのはライトな「ママ風俗」だったのが残念でなりません。事前に危惧はしていましたがキャラを増やして価格帯を上げるとこうやって薄くなってしまう事が多いです。NTR物で言うと「妻の肉穴にホームステイするマッチョ留学生」のようにエロ製品としては良く出来ているけど肝心な何かが欠けてしまってる気がします。

 CATTLEYAの「未亡人沙苗」は一見母ゲーだと気付きませんが実は非常にリアルで濃厚な母ゲーの名作です。攻略キャラが多くても良い母ゲーは作れるのです。でも母ゲーは実母を一人しか出せないという絶対的制約があるので他キャラのルートとの関係でシナリオが複雑化して難しく、そのせいで今回のように薄くなってしまうならば母キャラ一人の低価格帯シリーズを何本か出すのがベストだったんじゃないでしょうか。

 一部を除いてキャラクターデザインも悪くないしHシーンも相変わらずアニメーションはぬるぬる動くし絵作りも安定していてレベルが高いので割り切って実用するのであれば値段分の価値は充分あると思います。ハッキリ言えば実用的です。しかしANIM Mother & Wifeが母ゲーの名作を産みだしてきたブランドであるという事を考えると今回の出来は体たらくと言わざるを得ません。

不満点---母キャラのキャラデザが若すぎるのとプロポーションが良すぎる。二次元で髪の色に突っ込むのは野暮とはいえ、母親がピンク髪はないだろうと...。過去作と被らないようにするとしても○親相姦物をファンタジー方向に振ってしまうのは一番やってはいけなかったと思います。適度な巨乳は良いですが、ちょっと大きすぎるし普通の母親のプロポーションがプレイメイトレベルだとリアリティが皆無です。Hシーンを見てると身体だけ洋物ポルノからトレースしたのかと思うような非現実感さえ感じますw

 それでも今作はHシーン制作チームは頑張っているのにキャラデザ、シナリオの体たらくで台無しにしちゃってます。個人的な希望としては今回の失敗を教訓に「いつまでも息子のままじゃ...」シリーズに集中して「偉大なマンネリ」を目指して続けて欲しいです。手軽に実用を求めるならエロアニメやAVに行きますよ。わざわざ文章を読む層は文脈こそを何より重視しているのです。文脈や背徳感をおざなりにしていくらアニメーション表現に力を入れても本末転倒でしょう。しかし逆に言うと、ここまで欠点を知った上でプレイしてみたいと思った人には非常に良いチョイスかもしれません。




※このレビューはあくまで熟女スキーなエロゲーマーとしての管理人の個人の主観で書いていますので必ずしも世間的な評価とは一致しません。ネット上にレビューが溢れているとはいえ熟女ゲーに関しては一家言ある人間ですので、継続すればそこそこ意味はあると思い始めました。出来るだけ客観的かつ論理的にレビューするつもりですが具体的な数値(回想数等)以外は希に趣味全開で偏ってしまうことがあるかもしれません。尚、特に気に入った or 気になったタイトルから選んでいますので、発売後間もない新作や、出来は良いけれども特に真新しい or 語るべき要素がないような人気作は扱われる事が少ないかもしれません。ちなみにちょこちょこ書き足したり推敲するので内容が変わる事があります。

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